レポート:長竹俊祐
アメリカ西海岸時間6月29日に行われたDrewリーグ第7週目、LA LoopはCABCと対戦。試合開始からLoopは相手を圧倒し84-72で勝利し、Drewリーグ対戦成績を6勝1敗とした。
第1クォーター、LA Loopはバランスよく得点を重ね序盤からリードを奪う。残り2分の時点で20-12。ここでLoopは日本屈指のポイントガード並里成が登場。いきなり素晴らしいパスを見せてくれたが、LA Loopとしては初めての試合ということもありチームメイトと少し噛み合わず、アシストには繋がらなかった。LA Loopは26-19でリードし第1クォーターを終える。
第2クォーター、LA Loopは良いディフェンスができていた。CABCにはNBA Golden State Warriorsで活躍中のKlay Thompsonの弟がプレーしているが、LA Loopは彼を中心に攻めてくる相手を上手く抑え、このクォーター9点しか許さなかった。第2クォーター42-28 とリードし後半へ。
第3クォーター、常にリードは保っていたLA Loopだが、チームオフェンスは今までで一番悪かった。選手一人一人が個人プレーにはしり、パスが回らなかった。相手のミスもあり、64-51とリードし最終クォーターへ。
第4クォーター、引き続きオフェンス内容はあまり良くなかったが、相手も少し諦め気味であまり内容のないクォーターとなってしまった。結果は84-72で勝利した。LA Loopはあまりいいオフェンスができなかったが、それでも試合に勝てる力はあるので今後さらに結束力をあげればもっといいチームになるだろう。
並里成のDrewリーグ初試合での成績は、2得点、2アシストにとどまったが、ドリブルではコート上では誰よりも早く、Drewリーグでも最速のスポードを持っているといえる。彼が入ることによってチームのオフェンスリズムが良くなりパスも回っていた。また、言語の壁はあるものの、彼の技術の高いプレーで攻守にわたる存在感を示していた。彼が入ることによってチームのオフェンスリズムが良くなりパスも回っていた。
並里自身、久しぶりの試合だったということもあり、今後、ますます調子を上げていくと語っていた。また、全米でもレベルの高いDrewリーグに対しても、「自分が何もできないわけではない。自分で攻めて点数を取ることも可能だが、今日のようなチームの状況では、PGとしてゲームをコントロールする事もチームの為には必要だ。」と自分の挑戦の為だけではなく、チームの勝利に対する姿勢を見せてくれた。
並里の挑戦も始まったばかり、今後はNBA選手との対戦も予定されているので、今後の活躍にますますの期待が高まる。
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