2017年も残り数時間となりました。皆様にとって、2017年はどの様な一年でしたでしょうか?
また、今年も一年間、皆様には大変お世話になりました。アメリカでの日本デフバスケットボール男子日本代表のアメリカ合宿の企画運営に始まり、秋田ノーザンハピネッツへの外国人ヘッドコーチ、ジョゼップ・クラロス・カナルス氏を含む国内外の選手やコーチへのエージェント業務、Drewリーグでのプレイオフ進出、2度にわたるクリニックの開催など、皆様のご理解とご協力がなければ実現いたしませんでした。改めまして御礼申し上げます。
さて、2017年が終わってしまう前に、重大なお知らせがございます。
この度、弊社、Loop Sports Management 合同会社は、アメリカ、オハイオ州ジュネーブに所在する、SPIRE Academy(スパイアアカデミー)と業務提携を開始いたしました。
SPIRE Academy(*ウェブサイトは英語のみ)は、高校生および高校卒業後の大学準備期間の学生アスリートを対象とした、高いスポーツパフォーマンス指導と教育に特化した機関であり、また、全米オリンピック、パラリンピックの公式トレーニング施設としても承認されており、世界クラスの競技大会も実施されるほどの設備を完備した機関です。
175エーカーという 敷地内に、オリンピック水準の室内プール、300メートルトラックのある屋内陸上競技場、屋内競技場(インドアサッカーで4面、NBAコートで6面、バレーボールで12面が設置可能)の3つの巨大な競技施設と、屋外にはフットボールコートや陸上競技場が 完備されています。屋内競技施設の3つの建物だけで、7万平方メートルもの土地を利用しており、その建物内には競技場だけでなく、高水準のトレーニング施設や教育を受けるための教室、栄養成分にきちんと考慮された食堂などが設置されています。
SPIRE Academyの紹介ビデオもご覧ください(*英語のみ)
SPIRE Academyのバスケットボールプログラムは、発足してまだ6年しか経過しておりませんが、SPIRE Academyの全プログラムの中でももっとも人気のあるプログラムです。特筆すべき点は、バスケットボールプログラムの受講生の大学進学率が100%という点で、D1からD3、そのほかの大学へそれぞれの選手の実力と学力に合わせた大学を、バスケットボールプログラムのコーチ陣と選手が話し合い決定していきます。コーチ陣は遠征などを通じて全米中の大学にSPIRE Academyの選手を紹介し、大学での奨学金についても献身的に大学側と協議を進めており、今年度においては90%以上の生徒が、UCLAやノースカロライナ大学を含む、D1、D2の大学への進学が決定しており、そのうちの5割以上の生徒が大学にて奨学金を獲得することができました。
また、SPIRE Academyとコーチ陣の指導方針として、選手一人一人に接する時間を増やして、しっかりと指導していこうというものがあります。トップアスリートを輩出するという役割をコーチ陣は担っていますが、スポーツ面だけでなく、Human Development(=人としての成長)にしっかりと目を向け指導に取り組んでいる姿勢が、現地視察でも印象的でした。
弊社は、SPIRE Academyとの業務提携により、日本人の高校進学を検討している中学生、現役高校生、高校卒業生に対し、アメリカの大学でバスケットボールをプレイする機会をより増やしていくことができればと考えております。また、このSPIRE Academyとの提携が、NBAや各国のトップリーグで活躍する日本人が近い将来増えていくきっかけになると信じています。
大学への進学率も100%で、奨学金を得る可能性も大いにあるので、バスケットボール面だけでなく、勉強面や英語能力の面で不安の多い日本人でも、安心してアメリカの大学でのバスケットボール挑戦ができる様になると信じております。
SPIRE Academyへの留学についての詳しい情報は、年明けに随時更新してまいりますので、もうしばらくお待ちください。バスケットボールでより上のレベルを目指したい、アメリカでバスケットボールがしたいと思っている中学生、高校生、そして大学生のみなさん、ぜひその夢を実現させましょう!
最後になりますが、2018年もLoop Sports Managementをどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様良いお年をお迎えください。
Loop Sports Management一同
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