LA Loop勝利の裏側 – Leo Balayon新アシスタントコーチ

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LA LoopのDrewリーグにおける開幕2連勝の裏側には様々な要因があります。ご存知の通り、昨シーズンの弱点を補うために、新しい選手を数多く獲得しました。しかし、一番の勝利への要因は、的確にチームを指揮することができるアシスタントコーチをチームに迎え入れたことではないでしょうか。

image: Yahoo! News

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Leo Balayonコーチは2009年よりロサンゼルスの大学でアシスタントコーチとして活動しています。特に選手育成を得意とし、これまでに海外のプロリーグやNCAAディビジョン1で活躍する選手のトレーニングをしてきました。また、Balayonコーチは選手評価や海外のプロチームのトレーニングも行ってきました。

NBAや海外でプロリーグでの成功の手助けをするという強い心意気で選手を指導しており、「私が海外でプレイしていたときに得る事はできなかった手助けを、若い選手達に与えていることが全てだ。」と語っています。

BalayonコーチはLA Loopのアシスタントコーチである、Julio Lopezコーチを通じて、チームオーナーである野澤亮介と知り合いました。若い選手育成の方法について二人は意気投合。野澤がBalayonコーチが指揮する試合を観戦し、その戦術が気に入った事をきっかけにLA Loopでアシスタントコーチをすることになりました。

LA Loopの選手を大好きだ!」と語るBalayonコーチにLA Loopの魅力を伺いました。

「とても指導しがいのあるチームだ。我々のチームにスパースターはいないが、Billy Knightといった良いチームリーダ達が存在する。」と述べ、Drewリーグ第2週のPlayer of the Weekに選出されたベテラン選手、Billy Knight選手の事を高く評価していました。

「第1戦でBillyは、コーチのように選手達に対して何を我々が何をしようとしているかを受け入れさせる事に力を注いでいるように見えた。第2戦では単に大量の得点を上げただけだが、彼の本当の価値は、我々コーチに与える協力的な姿勢だと思う。」とBilly Knight選手の存在の大きさを述べていました。

またBalayonコーチはその他の選手一人一人が勝利に貢献できる才能をもった選手だと評価しています。ある選手はペリメーターやインサイドから得点することができ、またKris Lawrie選手などはディフェンスに積極的な姿勢を示してくれるとそれぞれの選手のよさを教えて頂きました。

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一方でBalayonコーチはLA Loopが抱える問題についても指摘しています。

「たったひとつ、我々はチームディフェンスを強化しなければならない。」とチームの弱点を指摘。LA Loopのパフォーマンスコーチである今田悠太コーチによると、Balayonコーチは第2戦においてチームディフェンスについてのみ、チームに指示を出していたようです。

確かに、LA Loopはディフェンスがうまく機能していれば、最初の2戦をより簡単に勝利する事が可能でした。両試合において、LA Loopは勝利に十分な点差を相手につけていたにもかかわらず、点差を縮められたり、逆転を許す場面がありました。

「我々には全ての選手が理解し受け入れなければならない、明確なディフェンスの原則とゲームプランがある。とても単純なのだが、多くのコーチが取り組まない方法である。」と、LA Loopが取り組むディフェンスプランについて説明し、それを向上させる手段として、「LA Loopのディフェンスは家族の問題であるように取り組んでいかなければならない。一人一人はお互いを信頼し協力していく事ができる体勢を作っていく必要がある。」と説明。チームとしての成長が必要だと主張していました。

Balayonコーチは「リーグ内の全ての選手はすばらしく尊敬している。ただ、自分はLA Loopの選手が一番だ。試合に勝とうが負けようが、選手達は我々コーチ陣にすばらしい経験の場を与えてくれるだろう。」とまとめていました。

今後のBalayonコーチの指導のもとLA Loopがチームとして成長していくのが楽しみです。BalayonコーチがLA Loopに参加して頂いた事にあらためて感謝致します!

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