前回の記事でも紹介したように、NBA Dリーグでプレイ経験のある、170cmのプロバスケットボール選手、Horace Wormely氏をゲストコーチとして迎えた、東大阪スタジアム共催のLoopバスケットボールクリニック2014の二日目が、12/22に行われました。
この日は賢明学院高等学校バスケットボール部と、大阪市大正区のミニバスの子どもたちにクリニックを開催いたしました。
まずはLoopバスケットボールクリニック2014二日目のハイライトをごらんください。
この日、Wormely氏がまず訪れたのは賢明学院高等学校。
PGのターンオーバーとボールに対して合わせる動きに問題を抱えている同校。
Wormely氏は、自身のPGとしての幅広い視野を意識させるドリル、また、ボールのに対する合わせの動きの考え方や動き方を重点的に指導。
また、高校生ということもあり、1対1の動きや合わせの動きの一つ一つに対して、なぜその動きをするのかという、細かい部分を意識するよに終始、指導していました。
賢明学院の選手は積極的なあまり、常に全速力でコートの中を走り回るという傾向があったのですが、緩急をつける本当の理由を選手一人一人が意識することにより、チームが抱えているターンオーバーを減らすことができると、ここでも細かい意識の必要性を説いていました。
練習の最後には、アメリカでもトップレベルの選手と対戦する機会がほとんどない、日本の高校生に”本物”のバスケットボールを体験していただくため、Horace氏とミニゲームを実施しました。
技術ではやはり、Wormely氏には及ばないですが、この日のクリニックを通じて学んだ動きを実践したり、物怖じせずにWormely氏に果敢に攻めていく姿勢を見せていました。
夜からは、大阪市内の大正区の小学生20名程度を対象にクリニックを開催。
Wormely氏自身も、バスケットボールを始めたばかりの元気な子どもたちに指導するのが好きで、楽しみながらドリブルや基本的な動きを身につけることができるドリルを実践しました。
”パワーポジション”と呼ばれる、バスケットボールの基本姿勢を常に意識し、そこからステップやドリブル、パスといった動きに移していくという練習を繰り返し行いました。
そして、ドリルで身につけたボールを保持する方法を実践するために、ドリブル鬼ごっこをWormely氏も交えて実施。
子どもたちもこのミニゲームを楽しみながらも、練習で習った様々なドリブルステップを駆使し、ボールを取られないような動きを見せていました。
クリニック後には、指導をしてくれたWormely氏にサインを求める子どもたちの姿も見られ、バスケットボールを始めたばかりの子どもたちにも笑顔で楽しんでもらえ、効果のあるクリニックを開催することができたと実感いたしました。
天皇誕生日の12/23もミニバスを対象にクリニックを開催致します。
そちらのクリニックの様子も更新いたしますので、ぜひお見逃しなく!
賢明学院高等学校バスケットボール部のみなさんとの記念撮影。
指導者の皆さん、選手のみなさんで、このようなクリニックに興味のある方は、こちらのフォームよりお問い合わせください。
いいね、シェアもお願いします!